源 当季(みなもと の まさすえ、生年不詳 - 天慶元年7月27日(938年8月25日))は、平安時代前期から中期にかけての貴族。右大臣・源能有の子。官位は正五位下・左近衛少将。
経歴
醍醐朝の延喜7年(907年)三河介に任官。延長2年(924年)春日祭において、中宮使・藤原輔国とともに祭使を務めるが、淀津の人々と乱闘する騒ぎを起こしている。
朱雀朝で左近衛少将を務めるが、天慶元年(938年)7月27日卒去。最終官位は左近衛少将正五位下。
官歴
- 時期不詳:正六位上
- 延喜7年(907年) 日付不詳:三河介
- 延長2年(924年) 11月4日:見馬頭
- 時期不詳:正五位下。左近衛少将
- 天慶元年(938年) 7月27日:卒去(左近衛少将正五位下)
系譜
注記のないものは『尊卑分脈』による。
- 父:源能有
- 母:不詳
- 生母不詳の子女
- 男子:源仲舒
- 男子:源仲堪
- 男子:源仲連
- 男子:輔増
- 女子:源正子(左近局) - 冷泉天皇乳母
脚注
参考文献
- 市川久編『近衛府補任 第一』続群書類従完成会、1992年
- 宮崎康充編『国司補任 第三』続群書類従完成会、1990年
- 『尊卑分脈 第三篇』吉川弘文館、1987年



