ブラッククロス(Black Cross)は日本の競走馬。主な勝ち鞍に1994年のダービーグランプリ、不来方賞、東北ダービー。1994年のNARグランプリサラブレッド系4歳最優秀馬に選出された。
戦績
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1993年7月17日、盛岡競馬場でのサラ系3歳新馬戦でデビューし、1着。3歳時は7戦して2勝3着3回6着以下なしの成績で通過し、1994年に入って4歳初戦のスプリングカップを制し、1戦挟んで公営開催の新潟競馬場に遠征して東北ダービーを制する。一般戦1着、青藍賞3着を経て、不来方賞とダービーグランプリを連勝した。4歳時は7戦して重賞3勝を含む5勝を挙げ、NARグランプリのサラブレッド系4歳最優秀馬に選ばれた。
5歳を迎え、桂樹杯と一般戦を連続3着のあと福島競馬場の吾妻小富士オープンに駒を進める。鞍上の菅原勲は、同じ日に上山競馬場で開催の東北サラブレッド大賞典に出走するお手馬トウケイニセイの手綱を千田知幸に預けて福島に向かい、レースでは16頭立ての6着に入った。7月のみちのく大賞典、9月のフレンドリーカップと走った後長期休養に入り、その間に福田秀夫厩舎に移る。1996年8月に復帰してA級で走るも1997年度のシーズン閉幕まで勝てず、1998年度にC級クラスに下がった直後のC2戦で久しぶりの勝ち星を挙げた。その後C級で1勝を加え、B級でも2勝を挙げたのち、1998年度のシーズン閉幕後にホッカイドウ競馬・高岡秀行厩舎に移る。ホッカイドウ競馬時代はオープン特別で1勝を挙げたが、2000年7月旭川競馬場の川湯ラピュタ特別で競走を中止し、これが最後の競馬となった。
競走成績
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血統表
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ



