ぎふ清流里山公園(ぎふせいりゅうさとやまこうえん)は、岐阜県美濃加茂市山之上町にある都市公園(岐阜県営都市公園)である。昭和30年代の里山をイメージして造営されている。都市公園法上の旧名称は平成記念公園(へいせいきねんこうえん)、旧愛称は日本昭和村(にほんしょうわむら)。旧名称と旧愛称を併記した「平成記念公園 日本昭和村」も使用された。道の駅として道の駅みのかもを併設する。2018年(平成30年)4月8日に、現在の名称へ変更・リニューアルし、入場無料になった。
概要
園内には木造校舎や遊具、万華鏡作りなどの体験教室、桑畑、茶畑などが広がる。2003年に岐阜県が整備し、ファームによって運営開始された。岐阜県内に現存した建物が移築される場所もある。名誉村長には中村玉緒が就任し、1年に1度のペースで訪村していた。敷地面積は約83.9ha(計画は約159.6ha)。ファームは途中から運営から離脱し、2013年(平成25年)から指定管理者制度に基づき、株式会社名鉄インプレス、株式会社岐阜グランドホテル、株式会社名鉄レストラン、中央コンサルタンツ株式会社、名鉄環境造園株式会社の5社による「昭和村MCグループ」が管理・運営した。2018年に、「ぎふ清流里山公園」に名称変更してリニューアル。指定管理者もシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社に変わり、運営団体として「ぎふ清流里山公園みらい創造グループ」を設立した。入園料を無料化し、大型遊具の投入などを予定した。リニューアルオープン時の敷地面積は107.7haとされている。契約期間は2025年3月31日までの予定。
2020年10月6日には、当公園と後述する道の駅に隣接した場所に「フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜清流里山公園」が開業した。マリオット・インターナショナルと積水ハウスとの合弁事業のホテルで、同日開業した道の駅美濃にわか茶屋(岐阜県美濃市)に隣接の「フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜美濃」とともに第1号として開業している。施設の詳細は、公式サイト を参照。
主な施設
- 岐阜県特産品売店「おんさい館」(道の駅みのかも)
- 里山の湯(旧称:昭和銭湯 里山の湯)
- 青空市場
- 岐阜県特産品専門店「道草庵」
- 染色・機織り・和紙クラフト&おみやげ屋「いろどり工房」
- 能楽堂
- 芝居小屋と映像館「昭和座」
- 農家レストラン「やまびこ」
- 旧朝日村庁舎(旧愛称:昭和村役場)
- PANZA(パンザ)ぎふ清流里山公園(ジップラインとアスレチック遊具の複合施設)
- 里山ふれあい牧場
- 里山ふれあい農園
- やまびこ学校(旧・宮村立宮小学校)校舎
- 双六学校(旧・上宝村立双六小学校)校舎
道の駅の施設
道の駅みのかも(みちのえき みのかも)は、岐阜県美濃加茂市山之上町にある岐阜県道342号平成記念公園線の道の駅である。
公園の名称が「日本昭和村」から「ぎふ清流里山公園」に変更されたことにともない、道の駅も同時に道の駅日本昭和村(みちのえき にほんしょうわむら)から、道の駅みのかもに変更された。
- 駐車場
- 普通車:148台
- 大型車:5台
- 身障者用 : 2台
- トイレ(いずれも24時間利用可能)
- 男:大 5器、小 17器
- 女:25器
- 身障者用:1器
- 公衆電話
アクセス
自動車
- 東海環状自動車道 美濃加茂ICから自動車ですぐ。
- 美濃加茂ICと併設されている美濃加茂SA(ハイウェイオアシス)からも入園可能である。
公共交通機関
- 東海旅客鉄道(JR東海)高山本線・太多線・長良川鉄道越美南線 美濃太田駅より約4km、古井駅より約2km。
- 美濃太田駅より、あい愛バス(美濃加茂市コミュニティバス)平成記念公園線(月〜金曜日運行)・文化の森公園線(土日祝日運行)「平成記念公園」バス停下車。
脚注
広報資料・プレスリリースなど一次資料
出典
関連項目
- 道の駅一覧 中部地方
- 道の駅一覧 ま行
- 温泉施設が併設されている道の駅一覧
- レトロテーマパーク
- 博物館明治村(愛知県犬山市)・日本大正村(岐阜県恵那市) - 旧称「日本昭和村」当時、相互に連携していた施設。
- 岐阜県の観光地
外部リンク
- ぎふ清流里山公園




