『テレビ将棋対局』(テレビ・しょうぎたいきょく)はテレビ東京(1981年9月30日まで東京12チャンネル)で、1972年8月6日から2003年3月30日まで放送された将棋のテレビ棋戦の番組である。囲碁の日曜囲碁対局とともに長年にわたり視聴者に親しまれた。
概要
1972年8月6日、民放テレビ局で初の主催となる「早指し将棋選手権」という大会が開催されたのをきっかけに誕生。当初は半年間を1つの区切りとした年2回のシリーズだったが、1978年から1年間をかけての開催に変更。1982年に満30歳以下を対象とした若手限定大会「早指し新鋭戦」を新設し、およそ半年ごとに「早指し将棋選手権大会」と交互に開催する形式を取り、2003年3月30日終了まで続けた。
開始当初から1972年9月24日まではモノクロ放送、1972年10月1日以降はカラー放送を実施。
放送第一回の対局は、森雞二六段対滝誠一郎四段戦(段位はいずれも当時)。対局は森が勝利している。
1982年度以降の各棋戦出場者は以下の基準で選抜されていた。
「早指し選手権戦」(36名選抜)
- 前回選手権ベスト4進出者
- 早指し新鋭戦ファイナリスト
- 前年度の七大タイトル保持者
- 過去10年間の同大会優勝者
- 前年度の七大タイトル戦出場者および一般棋戦優勝者
- 竜王ランキング戦1組在籍者
- 順位戦順位上位16名
- 各タイトル戦における永世称号呼称者
- 上記条件に該当する棋士が36名に満たなかった場合は予選を実施し、予選勝抜者が選手権戦出場となる
「早指し新鋭戦」(16名選抜)
- 30歳以下の成績優秀棋士15名
- 女流棋士1名
毎回島田良夫(テレビ東京アナウンサー→定年後はフリーアナウンサーとして出演)が進行役を務め「テレビ将棋対局の時間でございます。朝のひと時を早指し将棋でお楽しみください」と挨拶した。
放送時間
(出典:)
出典




