小岩井駅(こいわいえき)は、岩手県滝沢市大釜風林にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)田沢湖線の駅である。

歴史

  • 1921年(大正10年)6月25日:鉄道省(のちに日本国有鉄道)橋場軽便線の駅として開業。
  • 1922年(大正11年)9月2日:路線名の改称に伴い、橋場線の駅となる。
  • 1966年(昭和41年)10月20日:路線の改編に伴い、田沢湖線の駅となる。
  • 1974年(昭和49年)7月20日:貨物の取り扱いを廃止。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の扱いを廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:駅員無配置駅となり、小岩井駅長が廃止され、雫石駅長管理下となる(駅員配置は日交観職員配置により継続)。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
  • 2016年(平成28年)10月1日:雫石管理駅からの駅員派遣を廃止し、業務委託化。
  • 2018年(平成30年)4月1日:雫石駅の業務委託化により、管理駅が盛岡駅に変更。
  • 2023年(令和5年)
    • 3月18日:終日無人化。
    • 5月27日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
  • 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。木造駅舎を備える。

盛岡駅管理の無人駅である。無人化される前までは、JR東日本東北総合サービスが委託する業務委託駅であった。簡易Suica改札機が設置されている。

駅舎は開業年の1921年(大正10年)に建築された。木造平屋建てで、床面積87平方メートルである。

JR東日本盛岡支社では2023年(令和5年)5月以降、大正時代の開業当初の姿を復元する形で待合室の拡張とリニューアル、外壁の塗り替え、屋根の瓦屋根への葺き替え、無人化に伴い不要となった駅事務室のフリースペースへの改装などの工事を行った。同年12月3日に改修が完了し、同時に駅舎は滝沢市に譲渡されている。

のりば

  • 復元リニューアル前の駅舎

利用状況

JR東日本によると、2000年度(平成12年度) - 2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

駅周辺

  • 小岩井郵便局
  • 滝沢市営小岩井運動場
  • 国道46号
  • 岩手県道131号小岩井停車場線
  • 岩手県道219号網張温泉線

バス路線

岩手県交通の盛岡駅、小岩井農場、滝沢方面の路線バスとデマンドバスのあねっこバスが発着する。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
■田沢湖線
大釜駅 - 小岩井駅 - 雫石駅

脚注

記事本文

出典

報道発表資料

新聞記事

利用状況

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

  • 駅の情報(小岩井駅):JR東日本

小岩井駅

小岩井駅(JR東日本) 日本の旅・鉄道見聞録

JR田沢湖線小岩井駅

小岩井駅 滝沢わくわくNavi (一社)滝沢市観光物産協会【公式観光ポータルサイト】

小岩井駅