『ジャポニスム2018:響きあう魂』(ジャポニスム2018:ひびきあうたましい)は、日仏友好160年を記念して、2018年7月から2019年2月にかけてパリを中心にフランス全土で開催された日本文化・芸術の祭典。
100近くの会場で、約8か月間にわたりさまざまな日本の芸術と文化を紹介。公式企画・特別企画」は100以上、参加企画は200以上の催しが行われ、総動員数は300万人を超えた。
概要
「ジャポニスム2018:響きあう魂」は、2016年5月に安倍晋三総理大臣とフランスのフランソワ・オランド大統領の合意により、日仏友好160年を記念して、日本文化の粋を集め、その多様かつ普遍的な魅力を発信する取り組みとして実施が決定。
ジャポニスム2018 の具体化及び開催準備並びにその後の展開等に係る審議を行うため、安倍総理大臣を議長とする「ジャポニスム2018総合推進会議」が設置され、同会議のもと外務省を中心とする関係府省が連携して準備を行い、企画立案と運営は国際交流基金に設置されたジャポニスム事務局が担当。また両国の関係者・関係機関で構成される門家を含む員から構成される「日仏合同委員会」が現地での調整にあたった。
日本文化の原点とも言うべき縄文から琳派、伊藤若冲、そして最新のメディア・アート、アニメ、マンガ、映画、さらには歌舞伎から現代演劇や初音ミクまで、日本文化の多様性に富んだ魅力をフランスで紹介。同時に、食や祭りなど日本人の日常生活に根ざした文化をテーマにした交流イベントも開催。
また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の機運醸成や訪日外国人観光客の拡大等を見据えて、日本各地の魅力をパリに向け、またパリを通して世界に向けて発信。さらに日本国内における広報活動を通じて、日本文化を再発見できる機会も提供した。
開催内容
展覧会
舞台公演
映像
脚注
外部リンク
- ジャポニスム2018(日本版)
- JAPONISMES 2018(フランス版)




