新津(にいつ)は、新潟県新潟市秋葉区の大字。郵便番号は956-0031。
概要
南北朝期からの地名。地名の由来は近くの古津の港が衰え、新しい港津となったことによる。1889年(明治22年)まであった新津村の区域の一部。
隣接する町字
北から東回り順に、以下の町字と隣接する。
- 北部
- 北上
- 下興野
- 善道
- 美幸町
- 山谷町
- 古田
- 南部
- 山谷町
- 南町
- 程島
- 古田
歴史
1655年(明暦元年)に町割を実施して新津町と称したが、新津町村と称した。
分立した町字
1889年(明治22年)以後に、以下の町字が分立。
- 新町(しんまち)
- 1965年(昭和40年)に分立した町字。
- 日宝町(にっぽうちょう)
- 1965年(昭和40年)に分立した町字。
- 滝谷本町(たきやほんちょう)
- 1965年(昭和40年)に分立した町字。
- 南町(みなみちょう)
- 1966年(昭和41年)に分立した町字。
- 山谷町(やまやちょう)
- 1966年(昭和41年)に分立した町字。
- 新津本町(にいつほんちょう)
- 1966年(昭和41年)に「本町(ほんちょう)」として分立した町字。2005年に新津本町に改称。
- 美幸町(みゆきちょう)
- 1975年(昭和50年)に分立した町字。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 : 町村制施行に伴う合併により新津町の大字となる。
- 1951年(昭和26年)1月1日 : 新津町の市制施行により、新津市の大字となる。
- 1965年(昭和40年) : 一部が「新町(しんまち)」、「日宝町(にっぽうちょう)」、「滝谷本町(たきやほんちょう)」となる。
- 1966年(昭和41年) : 一部が「善道町(ぜんどうちょう)」、「南町(みなみちょう)」、「下興野町(しもごやちょう)」、「山谷町(やまやちょう)」、「本町(ほんちょう)」となる。
- 1974年(昭和49年) : 一部が「北上(きたかみ)」となる。
- 1975年(昭和50年) : 一部が「美幸町(みゆきちょう)」となる。
- 2005年(平成17年)3月21日 : 新津市が新潟市と合併したことにより新潟市の大字となる。
- 2007年(平成19年)4月1日 : 新潟市の政令指定都市移行によって秋葉区の大字となる。
世帯数と人口
2018年(平成30年)1月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
主な企業・施設
- 新潟県新潟地域振興局 新津庁舎
- 秋葉警察署
- 新津簡易裁判所
- 新潟市立新津第三小学校
- 新津山谷郵便局
- 越後天然ガス
- にいつフードセンター パルス店
脚注
- 注釈
- 出典
参考文献
- 角川日本地名大辞典 編纂委員会『角川日本地名大辞典 15 新潟県』(株)角川書店、1989年10月8日。ISBN 4-04-001150-3。
関連項目
- 新津



