和釘(わくぎ)とは、日本独自に発達した釘の一種。

日本での使用

  • 洋釘が日本に伝わるまでは、日本の釘は全て和釘だったが、やがて洋釘が一般となり、和釘はほぼ消滅した。
  • 古式日本建築、仏像や和船などの新造や修理などで、その耐久性の高さから現在でも使われることがある。
  • 洋釘普及後もしばらくは、和釘のほうが利きが良い、錆びにくいなどの理由で、和釘を好む大工もおり、建築主のなかにも、洋釘を用いないことを大工との契約条件の1つに提示する者もいた。

脚注

参考文献

  • 村松貞次郎『大工道具の歴史』岩波書店〈岩波新書〉。全国書誌番号:75046134。 
  • 白鷹幸伯『鉄千年のいのち』草思社。全国書誌番号:98014606。 
  • 原田紀子『西岡常一と語る木の家は三百年』農山漁村文化協会〈人間選書〉。全国書誌番号:96019376。 

関連項目


和釘A 約30mm 巻頭釘 100本 by メルカリ

和釘工房 青山 京都の和釘製作・販売

和釘 -火造りの和釘のご紹介 京都の室金物で販売しております

和釘・古建築金物製造 火造りのうちやま

巻頭釘-和釘は京都の室金物で販売しております