念処経』(ねんじょきょう、巴: Satipaṭṭhāna-sutta, サティパッターナ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第10経。長部の第22経と同じく、『大念処経』(だいねんじょきょう、Mahāsatipaṭṭhāna-sutta)と表現されることもあり、実際内容的にもこの長部経典の簡略形態である。

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第98経「念処経」がある。

釈迦によって、比丘たちに四念処等が説かれる。

構成

内容

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典1』(第9巻) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)根本五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典1』(第4巻) 中村元監修 春秋社
  • 『全訳 念処経』宮元啓一 花伝社

脚注・出典

関連項目

  • 四念処

外部リンク

  • Mahāsatipaṭṭhānasuttaṃ - Tipitaka.org
  • Satipatthana Sutta: The Foundations of Mindfulness - translated by Nyanasatta Thera - 英訳1
  • Satipatthana Sutta: The Discourse on the Arousing of Mindfulness - translated by Soma Thera - 英訳2

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